科学大好き、でも学問初心者のkunicoです。
本日はサプリーム「科学部」のオハナシです。

サプリームのちょっと変わったオシゴトとして、実は「科学事業」がございまして。サプリームの社長が科学者であることを活かし、まだ世に出ていない科学を事業化するお手伝いをしております。

資金、実験、論文、特許、とまあやることは山積み。
大変な時間を必要とし、忍耐力と専門知識が試される長期戦事業なのでございます。

身近な科学から宇宙まで、科学大好きなわたくしですが、学問・事業としてはド素人。社長に教えを乞いつつ、わたしだって必死に事業の進展を追いかけます(キリッ
だって、どうせ会社の事業としてやるなら少しでも分かったほうが楽しいじゃありませんか。

科学。なんだかんだいってみんな大好きですよね?
お好きでしょう?好きなくせに。

まず必要となった知識は「量子の世界」についてでした。
まず、プラズマとイオンてどう違うんだか思い出せない自分にドン引きしながら、「『陽子』って『ようこ』?」という疑問と戦います。

本を片手に「量子エンタングルメント、とかいうのは美味しいのか?」「粒であり波であるものなんてあたし見たことないから知らんけど?じゃああたしも波!?」とまあ、古典物理の常識では説明できないことが山程でてきて、頭を大混乱させほぼ妄想で補う日々は大変楽しいものでございます。

特に、粒と波(粒子と波動)の二重性、聞いて知ってはいてもこれがどうしても私の残念な頭ではなかなかイメージできず、受け入れられなくて知恵熱が出てもおかしくないほど悩みました。もう体感的にホラーの域です。

ところがあら不思議。

日々触れて日々対話し教えていただくと、いつの間にやらなんとなーくですが分かってくる(分かったような気になる)ものなのですね。
粒と波の二重性なんてものは目で見たことないんですから、想像容易くないことは当然。でも「そういうものだ」と思えてきて、そこから理解が進むから不思議なものです。

新しいものを知るときは、自身の知識や過去の経験との突き合わせをどうしても無意識に行ってしまいます。

「波の動きなんて見たことねえし」(←本当は「音」で身近な体感していますよね;)
「粒が波になる現象なんてこの世に本当に起きているのか!」
そう思って当然です()ミ笑。

でも、量子の世界に触れてまず思ったことは「世の中目で見えるものが全てではない、むしろ目に見えない力こそがこの世を形成している」ということでした。
つまり「今分かったありのままを受け止めること」が大事なのだ、とわたくしの残念な頭なりですがそう理解いたしました。自分の知っていることだけで分かった気になってはいけませんのですわね。

ビジネスでも同じことが言えます。
なんのフィルターも通さず事象をありのまま受け止めることで、次へのステップを着実に打ち出すことができるのでは、と思いました。そして素直さともいえるこの能力は存分に研ぎ澄ますべし、と感じた次第でございます。

「学者さんてこんな目線で物事をみているのだ」「実験がうまくいかなくても別なこと分かって喜んでる?」とまあ、ビジネスパーソンの我々が大いに見習うべきすばらしき能力と、ご自身の技術がどのようにこの世の中をより良く変えていくのかというその理念と哲学、そこには畏敬の念と感動しかありません。
わたしたちは「科学事業」を扱う以上「学者さんの理念に寄り添うべきなのだ」と強く実感いたしました。

科学者ってかっけえ。

せっかく、阿呆の域に住まうわたくしが勉強し知ったことや理解していく過程も「科学部」としてこのBLOGで発信していこうと思います。「わあ、こんなアホでも勉強してるよ!」と、みなさまに夢と勇気を発信できるに違いないと信じて。

最近では「四次元超立方体」もすこーしずつ理解が進み、なぜ「正八胞体」なんてもので表現されるのか、なんとなーくですが分かったつもりになれました。
「なんか知らんけどそうなんだね!」という姿勢で、勉強は前に進んでいくようであります。